プロフィール | 人と組織に向き合う私の原点

プロフィール

人としての「あり方」は、人を動かす力になる

本当に人を惹きつけ、周囲を動かしていくのは、その人の「あり方」だと感じています。
器の大きさ、誠実さ、人間味。私はそれらを「人間性」、あるいは「精神の健全性」と捉えています。

特に、リーダーシップを発揮する立場にある方こそ、強さだけでなく、柔らかさや余白を内に宿していることが多い。

そして、その健全な精神のあり方が、結果的に組織を前進させる推進力になります。

エニアグラムには、「健全性」という概念があります。
それは、性格タイプよりも深いレベルで、人間の成熟度や反応の質を示すもの。
私がご一緒したいのは、まさにこの「健全性を育てること」に意識を向けている方です。

エニアグラムの本質は、タイプを分類することではなく、この「健全性のレベル」を見つめ、引き上げていくことにあります。

自分を深く知ることが、リーダーシップの土台になる

私自身、かつては悲観的で、自滅的な思考パターンに悩まされてきました。
気質の特性や反応パターンを理解する中で、「どう反応するか」は選べると気づいたのです。

信頼する方から言われた「まるで人が変わったみたいだ」という言葉。
それが、気質理解が単なる性格分類ではなく、人間性の成長を促す知恵なのだという確信につながりました。

気質に「縛られる」のではなく、気質を「乗りこなす」ことで、よりよい影響を周囲に届けることができる。リーダーシップにおいて、この視点は非常に重要だと感じています。

強く、しなやかに、人を導く

現場で成果を出しながら、同時に組織を育てる。
その両立に本気で向き合うリーダーには、揺るぎない軸と柔軟な感性が必要です。

私は、そんなリーダーたちの“気質という個性”に寄り添いながら、本来の強みを発揮できる状態を一緒につくっていきたいと考えています。

  • 人が育つことで、組織は変わる。
  • 魅力ある人が、魅力ある場をつくる。

これは、職場でも家庭でも、変わらない原則です。

私について

  • 社会保険労務士として、経営者に寄り添いながら人と組織に関わってきました。
  • 産業カウンセラーとして、悩みや葛藤に耳を傾ける経験を積んできました。
  • エニアグラム(9タイプの気質理解)をベースに、性格構造の理解から行動変容までを支援しています。

現在は、「気質理解 × 組織マネジメント」を軸に、個人と組織の両面から「人が育ち、成果が出る場づくり」に取り組んでいます。

最後に

人には、生まれ持った気質があります。
それは、思考・感情・行動の“無意識の傾向”として日々の選択に影響を与えています。

この気質を理解し、乗りこなせるようになると、
感情の扱い方、対人関係、リーダーシップスタイルに大きな変化が生まれます。

経営やマネジメントという実務に取り組むなかでも、まず向き合うべきは「自分自身」ではないでしょうか。
自分を深く知り、他者と向き合う力を育てる――そこから、組織は動き出します。

「自分自身の軸を見直したい」
「人間関係をよりよいものにしたい」
「チームを導く“あり方”を見つめ直したい」

そんな思いがある方と、気質の理解を通じて、新たな可能性を拓いていけたら嬉しく思います。