自分を責めずに生きるために(私の想い)

レースのカーテン越しに外の光が差し込む室内の写真

人のちょっとした表情や態度に、胸がざわっとする。

「嫌われた?」「私のせい?」と瞬時に自分の内側に矢印が向く。そんなふうに心が揺れやすい人は、少なくありません。

実は私も昔からそうでした。

相手の反応に動揺しやすく、感情に飲まれて視界が真っ暗になる。思考の焦点があわなくなり、気力もなくなってしまう。

でも、現実は待ってはくれない。長くそんな感覚で生きていました。

エニアグラムとの出会い

そんな私が、初めて自分自身について説明のつく言語に出会ったのが、エニアグラムでした。

行動特性ではなく、「人が無意識に守りたい価値」でタイプを分ける、日本ではあまり知られていない人間論です。

エニアグラムのタイプ4を知ったとき、長年バラバラだった心のピースが「カチッ」とはまっていく感覚がありました。

恥の感覚。
欠けている感じ。
自分だけがおかしい感覚。
なじめなさ。
感情が勝手に波立ってしまう不都合さ。
自分の実体がつかみにくい感じ。

「そうだったのか、私はこういう気質を持った人間だっただけなんだ。」

その理解は、私を救ってくれました。私の生きづらさは、生まれ持った気質がちょっと困った形で出ていただけだったのです。

変化のきっかけは、別の解釈が持てたこと

エニアグラムで他のタイプの世界の見方を学ぶと、驚くほど「自分とは別の基準」で世界を捉えている人がいることを知ります。その理解が、私の反応パターンを大きく変えました。

あるとき、夕食中のパートナーの反応がいつもよりもそっけなかったことがありました。

以前の私なら、存在を否定されたように感じて、悲しみから心の扉を閉じてしまったり、悲しみが苛立ちに転嫁したりと心がグラグラしたはずです。

でも、そのとき自然にこう思えたんです。

「何か気がかりなことがあるのかも」
「ただ疲れているだけかもしれない」

自分に結びつける以外の解釈が、スッと浮かんできた。

「普通そうじゃない?」と思う方が多いかもしれません。でも、私はここまで来るのに時間がかかりました。

その瞬間、私は初めて、「相手の反応=私の価値」ではない世界に立った気がしました。

境界線ができるとは、自分と相手を分けて考えられるようになるということ。それは私にとって、長く求めてきた心の落ち着きそのものでした。

なぜエニアグラムを届けたいのか

私はエニアグラムに出会ってから、本当に生きやすくなりました。

  • 感情の波に飲まれにくくなった
  • 自分を責めるクセが弱まった
  • 相手の反応に振り回されなくなった
  • 落ち込んでも回復が早くなった

これは決して特別な変化ではなく、心の仕組みを理解した人なら誰でも起こる変化です。

だからこそ、かつての私のように、自分の扱い方に迷っている人にエニアグラムを届けたいと思っています。

自分をもっと理解したい人へ。
他人との距離感に悩んでいる人へ。
心の揺れやすさに疲れている人へ。

必要な人に届きますように。

その人が、自分を責めずに生きられますように。

あなたが少しでも自分を好きになって、人生を満喫するためのお手伝いができたらうれしいです。