2025年8月の言葉たち

2025年8月の言葉まとめ

日々の中で出会った、心に残った言葉をメモしていきます。
本・ネット・人の言葉・ふとした思い付き。
特別な解説はないけど、今の私に刺さった言葉たち。
(少しずつ更新していきます)

目次

8月のメモ

8/31:楽天家は、困難の中にチャンスを見出す。悲観論者は、チャンスの中に困難を見る

「楽天家は、困難の中にチャンスを見出す。悲観論者は、チャンスの中に困難を見る」
――ウィンストン・チャーチル

今日のひとこと:
以前は「楽天さこそ最善」と思っていました。
でもエニアグラムを知ると大切なのは「中庸」であることがわかります。

生来の楽天家(タイプ7)にとって、楽観視は現実逃避になることもある。

エニアグラムは、現実とどう向き合うかを教えてくれるツールでもあります。

8/30:発展とは資力ではなく人間力の問題である

「発展とは資力ではなく人間力の問題である」
――ピーター・F・ドラッカー『マネジメント』

今日のひとこと:
最近、Knockという学習アプリを知りました。

「卓上家庭教師」のようなもので、問題集の画像をアップするだけで、AIがすぐに解き、丁寧に解説してくれます。

大学生も使えるというので、ためしに「統計検定準1級」の問題を取り込みましたら、それも瞬く間に解説してくれました。使用する定理の詳しい解説も、タップすればポンポン出してくれます。

学習が大幅にはかどります。

8月7日に「関西教育ICT展」が開催されました。かつては5%ほどだったAI関連ブースも、いまや4割ほどを占めているそうです。

ここ数年のAIの進化は目覚ましいです。人間と遜色ないレスポンスを返すようになってきました。さらに導入が進み、AIが私たちの生活に浸透してくる未来が容易に予想できます。

能力面でAIが人間を凌駕するようになったとき、人間に求められるのは「人間力」であるように思えてなりません。

8/29:企業にも企業以外の組織にも、本当の資源は一つしかない。人である

「企業にも企業以外の組織にも、本当の資源は一つしかない。人である。」
――ピーター・F・ドラッカー『マネジメント』

今日のひとこと:
ベテランが抜け、若手が育たない。ある会社でそのような話を聞きました。
数名の従業員に話を伺うと、「業務負担と待遇が見合わない」という不満の声。
そのとき、このドラッカーの声が思い出されました。

企業にとっての真の資源は人。
だからこそ、どう大切にし、育むかが未来を決めるのだと思います。

8/28:人間である以上、頭を使って働け

「人間である以上、頭を使って働け」
――本田宗一郎

今日のひとこと:
背筋がピンと伸びる思いがしました。
本田氏の言葉は「もっと工夫できる余地があるはずだ」と問いかけているように感じます。

8/27:人生の目的とは、まず一つに心を高めること。いいかえれば魂を磨くことにほかなりません

「人生の目的とは、まず一つに心を高めること。いいかえれば魂を磨くことにほかなりません。」
――稲森和夫『心。』より

今日のひとこと:
心を高めるには、他者の視点への理解が欠かせません。
でも、誰もが自分の視点しか知りえません。
他者の感覚を体感できればわかるのでしょうけれど。

エニアグラムは、他者の感覚を言葉で再現してくれる、とてもおもしろいツールです。

8/26:幸せな子供時代を送った人は、最も幸運な人だといえます

「幸せな子供時代を送った人は、最も幸運な人だといえます。」
―― アガサ・クリスティ

今日のひとこと:
エリクソンのライフサイクル・モデルを学び直すと、この言葉の重みを実感します。子ども時代に「安心感」や「自己肯定感」を育むことは、その後の人間関係やキャリアの土台になるからです。

私自身、育児に強い関心を持っています。それは親としての実感もありますし、「子ども時代の体験が、大人の人間関係や仕事のスタイルにまで影響する」という心理学の示唆に、深く共感しているからです。

8/25:関係性の質が、組織と社会の未来をつくる

今日のひとこと:
この数日、人と人の「関係性」について続けて取り上げてきました。

  • 8/22:「会社があわない」という背景には、人間関係を築く力の弱まりがあるのではないか。
  • 8/23:Z世代は「常につながる」環境に疲れ、かえって深い関係を築きにくくなっているのではないか。
  • 8/24:家庭や地域の役割が薄れたいま、組織こそが「社会システム」を育てる場になりつつあるのではないか。

振り返ると、共通しているのは 「人と人の関係性をどう育てるか」 という問いです。知識やスキル以上に、これからは関係性の質が組織や社会の力を決めていく。

だからこそ、経営の現場でも「人と人をどうつなげるか」が、改めて問われているのだと思います。

――あなたの組織では、どんな関係性が育まれているでしょうか。

8/24:現在の日本では、技術システムが優先されて、社会システムが置き去りにされているのではないでしょうか。

今日のひとこと
2014年、組織心理学者エドガー・シャインはこう語りました。

日本では依然、QCサークルが盛んで、技術システムと社会システムの両方による改善を行ってきました。しかし現在の日本では、技術システムが優先されて、社会システムが置き去りにされているのではないでしょうか。

中原淳+中村和彦『組織開発の探求 ――理論に学び、実践に活かす』

シャインが言う「社会システム」とは、人と人の関係性、信頼、共有された手順、コミュニケーション、やる気などの要素です。

かつての日本は、技術と社会の両輪で成長してきました。
技術は会社で、社会は家庭や地域で育まれていた。

しかし今は、家庭や地域の役割が弱まり、組織がより一層「社会システム」の醸成に目を向ける必要が出てきているのかもしれません。

組織として「人と人のつながりをどう育てるか」が、これからの競争力の分かれ目になるのではないでしょうか。

――あなたはどう思われますか。

8/23:Z世代「スマホなければよかった」3人に1人

「Z世代『スマホなければよかった』3人に1人。他世代より高く、『常につながり』に疲れ」
——日経MJ(2021年10月10日)

今日のひとこと:
私たちアラフォー世代が子どもの頃、友だちとの関係は「会っている時間」だけのものでした。
でも、Z世代にとってはSNSが日常に入り込み、常に誰かとつながり続けています。

その結果「つながりは多いのに、心から安心できる関係が築きにくい」という状況になっているのかもしれません。

本音を言えず、表面的な関係にとどまってしまう。
それが大人になってからも「人間関係を築きにくい」という課題につながっている気がします。

8/22:「会社があわない」ということは、本当は、会社で人間関係が築けないということ

「『会社があわない』ということは、本当は、会社で人間関係が築けないということ」
――『あなたは人生に感謝できますか?』佐々木正美

今日のひとこと:
最近は「会社が合わない」と辞める若者が増えているそうです。背景には、そもそも「人間関係を築く力」の弱まりがあるのかもしれません。

エリクソンの発達課題では、この力は小学生の頃に育まれるとされます。友だちと遊んだり協力したりする経験が、社会での人間関係の基礎になるのです。

退職代行を利用する若者の6割が20代というデータもあります。見切りが早いというより、人と関わり続ける力が育ちにくい時代なのかもしれません。

経営目線では、採用後にどう人間関係を育てるかが大事になってきますし、親目線では、学童期には「知識を詰め込むこと」以上に、友だちとつながる力をどう育むかが大事だと感じます。

知識は後からいくらでも身に着けられますが、人と関わる力は子どもの頃の経験が土台になるからです。

8/21:社長にしかできないことがある。しかし社長1人では何もできない

「社長にしかできないことがある。しかし社長1人では何もできない」

今日のひとこと:
リーダーには「自分にしかできない役割」がある。
でも、それだけでは組織は動かない。

坂根氏はこうも言っています。
「命令しても、権力をふりかざしても、本当に人を動かすことはできない。ましてやお金で人の心は動かない」。

力を合わせてこそ成果が生まれる――シンプルだけど、経営の本質を突いた言葉だと思います。

8/20:人を動かすのは、つまるところ言葉である

「人を動かすのは、つまるところ言葉である」
――『言葉が人を動かす』坂根正弘(コマツ会長)

今日のひとこと:
坂根氏は、コマツをV字回復に導いた名経営者。
彼のいう「言葉」とは、単なる発言のことではありません。
「見る」「語る」「実行する」――その三つを一体で示すことまで含んだ、広い概念でした。
だからこそ、言葉は人を動かす力になるのだと思います。

8/19:あなたの能力の限界は、あなたの思考がもうけた境界線であり、あなたが自ら築いた壁である

「もしあなたが自分の能力の限界を感じているとしたら、このことを知ることだ。あなたの能力の限界は、あなたの思考がもうけた境界線であり、あなたが自ら築いた壁である。」
――ジェームズ・アレン(作家)

今日のひとこと:
壁を突破するには二通りあります。
ひとつは、突破しやすい壁を勢いよく乗り越えること。
もうひとつは、突破しにくい壁に粘り強く挑むこと。
前者は強みを伸ばす力、後者は弱点を克服する力です。

成果を最大化するには、まず自分の「突破しやすい壁=強み」を見極めること。エニアグラムは、その突破口を示してくれます。

8/18:いつかはない。だから今やろう

今日のひとこと:
老いをテーマにしたテレビ番組で聞いた言葉が胸に残っています。

「いつか」なんて来ない。
時間は有限だから、やりたいことは今やろう。
生き急ぐ必要はないけれど、先延ばしにする理由もないのです。

8/17:教育とは子どもを自分の脚で歩けるようにしてやること

「教育とは子どもを自分の脚で歩けるようにしてやること」
――東井義雄

今日のひとこと:
実家で父が娘に「できるよ」「やってみんしゃい」と声をかけていた。
…じぃじ、教育者か?
子どもを信じて任せる。
私もちゃっかり学んだ週末でした。

8/16:幼少期の一番の教育は「ここに生まれてきていいんだよ。あなたの存在をすべて認めてあげる」という親の愛情です

「幼少期の一番の教育は『ここに生まれてきていいんだよ。あなたの存在をすべて認めてあげる』という親の愛情です」
――大平光代(弁護士)

今日のひとこと:
大平光代さんは『だから、あなたも生きぬいて』の著者。いじめを経て極道の妻となり、そこから猛勉強して弁護士になった方です。

子供時代にいちばん欲しかったメッセージは、やはりこれだと思います。
――「あなたの存在すべてを認めている」。

そして、それは心の中で思うだけでは伝わらないんですね。
だからこそ「愛しているよ」「大切だよ」「好きだよ」と、声に出して伝えたい。

…とはいえ、我が家では「ママは怒るからきらい!」のシャワーを毎日浴びています。
全力で髪引っ張りながら言うの、ほんとやめてほしい。

8/15:逆境が人に与えるものこそ輝かしい

「逆境が人に与えるものこそ輝かしい」
――シェイクスピア

今日のひとこと:
逆境は歓迎すべき試練だ。
それは、健全性を一気に引き上げるチャンスだから。

自分のやり方が通用しないと痛感したとき、人は初めて立ち止まり、振り返る。
そして、新しい視点や方法を模索しはじめる。

エニアグラムは、その新しいやり方を見つけるための羅針盤になる。
打ちのめされても、そこから立ち上げるプロセスこそ、人をしなやかに、そして輝かせるのです。

8/14:親しさそのものに大きな価値がある

「親しさそのものに大きな価値がある」
――佐々木正美(精神科医)

今日のひとこと:
家庭でも職場でも、親密な関係は力になる。
連帯感のある職場は、いい仕事を生み、仕事に誇りを持てる。

コロナ禍でリモートワークが広まり、自由度は増した一方で職場の連帯感は薄れた。この流れを受けて、出社回帰を進めたい企業と、リモート継続を望む従業員との間で、温度差が生まれている。

私はこの現場に、エニアグラムの可能性を感じている。
エニアグラムは、人の動機や価値観、ものの見方を理解するための解説書のようなもの。
相手の「行間」を読む手がかりになり、物理的な距離があっても心の距離を縮められる。
正しく使えば、関係性を深めるショートカットになるのです。

――対立ではなく、理解へ。

8/13:子供の態度は家庭そのものです

「子供の態度は家庭そのものです。その家庭を知りたかったら、子供を観察すればすぐわかります」
――ジョセフ・マーフィー

今日のひとこと:
今日からお盆休み。
屈託ない子どもの笑顔を見ていると、「この笑顔を守りたい」と思います。
でも、全力でぶつかってくるやりとりは、まるで人生の通し稽古みたいで、心が揺さぶられるときも多くある。
だからこそ、エニアグラムの知恵を借りて、自分の精神性を少しずつでも高めていきたい。

8/12:10回新しいことを始めれば9回は失敗する

「10回新しいことを始めれば9回は失敗する」
――柳井正(ユニクロ創業者)

今日のひとこと:
柳井さんは続けて、失敗から何を学び、どれだけ早く立ち直れるかが勝負だと語ります。
動けば必ず現実からフィードバックが返ってくる。その経験こそが、次の成功の土台になります。

行動の回数が多い人は、それだけ学びの回数も多い。だからこそ、誰よりも速く成功にたどり着けるのです。

8/11:成功する者と失敗する者の違いは、頭の差より性格の差の方が大きい

「成功する者と失敗する者の違いは、頭の差より性格の差の方が大きい」
――孫正義

今日のひとこと:
ここでいう「性格の差」は、エニアグラムでいう「健全性」に近いと感じます。
健全性とは、感情・思考・行動のバランスを保ち、自分も相手も尊重できる「心の筋力」です。

健全性は、知識やスキルのように短期間で身につくものではありません。
変化はゆるやかで、外からは目立たないかもしれません。
それでも、一度鍛えられれば一生の「資産」となります。
だからこそ、健全性を磨くことは、最も確実で価値の高い自己投資なのです。

8/10:みんなちがって、みんないい

『私と小鳥と鈴と』
金子みすゞ

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

今日のひとこと:
金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」という言葉は、エニアグラムの考え方にも通じます。
どの性格タイプにも独自のすばらしさがあり、持ち味を最大限発揮できる舞台もそれぞれ違うだけ。
違いは欠点ではなく、その人らしさの証なのです。

8/9:三つ子の魂百まで

今日のひとこと:
ちょうど3歳の我が娘。
家では意見をはっきりぶつけますが、外では「イヤ」を言うのも難しいくらい控えめです。子供を見ていると、勝気な子、社交的な子、一人を好む子……と本当にさまざま。

そこには確かに、生まれ持った気質があります。
エニアグラムの各タイプの特徴も見事に表れていて、親として日々学ばせてもらっています。

8/8:成熟するためには遠回りしなければならない

「成熟するためには遠回りしなければならない」
――開高健(作家)

今日のひとこと:
最短距離で、無駄なく、効率よく達成したい――私もそう思う一人です。
でも、遠回りの中でこそ出会える人や景色、失敗や学びがあります。
その積み重ねが、自分を成熟へと導いてくれるのかもしれません。

8/7:不可能に思えることに粘り強く挑戦する者でなければ達成可能に思えることも成し遂げることはできない

「不可能に思えることに粘り強く挑戦する者でなければ達成可能に思えることも成し遂げることはできない」
――マックス・ウェーバー

今日のひとこと:
エニアグラムのような、中長期で効果を発揮する手法は、企業には受け入れられにくいかもしれません。ですがそれは、組織を内側から強くするための本質的なツールです。

今朝の『あんぱん』に登場した、やなせたかしさん。
「1年後には絵の副業で会社員の収入を超える」と夢見たものの、実現には5年かかかりました。想定よりも長く、厳しい道のり。それでも彼は、描くことをやめなかった。

粘り強く挑戦しなければ、「達成可能に思えること」すら実現できない。
だからこそ、私も、続けていこうと思います。

8/6:成熟した人とは、自分の気持ちや信念を表現する勇気と、相手の気持ちや信念を尊重する思いやりのバランスがとれている人のことである

「成熟した人とは、自分の気持ちや信念を表現する勇気と、相手の気持ちや信念を尊重する思いやりのバランスがとれている人のことである」
――スティーブン・R・コヴィー

今日のひとこと:
「自分も相手も大切にする」――そう頭で理解していても、実際にそれを行動で示すのは簡単ではありません。

そのギャップを埋める架け橋となるのが、エニアグラムです。

「わかっちゃいるけど、やめられない」自分のクセ。
それが相手にとっても同じようなものであると気づいたとき、人は少しだけ、他者に理解を示せるようになるのです。

8/5:人間の脳には、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という3つの本能があります

「人間の脳には、『生きたい』『知りたい』『仲間になりたい』という3つの本能があります。(中略)人間はこの3つのバランスがとれているとき、精神的に安定します」
――林成之(脳神経外科医)

今日のひとこと:
脳科学をスポーツ指導に活用し、五輪選手たちの快挙を支えてきた林成之さん。彼は「潜在能力は誰もが持つ才能であり、それを高めることはできる」と語ります。

「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」は、それぞれ知情意に対応し、エニアグラムの3つのセンターにも重なります。

エニアグラムは、こうした本能を理解し、自分の内面のバランスを整えるための、実践的で効果的なツールなのです。

8/4:バランス感覚こそが優れたリーダーの要件ではないでしょうか

「バランス感覚こそが優れたリーダーの要件ではないでしょうか。大胆さと繊細さ、優しさと厳しさ、理想主義と現実主義など、両極端と思われる性質を併せ持ち、本人の中で自然に両立しているのがバランス人間です」
――大谷將夫(タカラ物流システム株式会社 初代社長)

今日のひとこと:
未成熟な人ほど、自責か他責に偏りやすいもの。どちらも極端で、うまくいきません。

大切なのは、複数の視点を持てること。精神的なバランス感覚こそが、リーダーとしての土台になります。

エニアグラムは、自分とはまったく違う気質を持つ人の視点に触れ、バランス感覚を育てるためのヒントとなります。

8/3:家庭とは、人がありのままの自分を示すことができる場所である

「家庭とは、人がありのままの自分を示すことができる場所である。」
――アンドレ・モーロア

今日のひとこと:
日曜日。
家庭は、「そのままでいいんだよ」と言える場所でありたい。
改善も努力も大事。でも、まず存在を肯定されてこそ、人は前に進める。

8/2:経験に対するリフレクションを通して、人間は知を形成することができる

「経験に対するリフレクション(反省的思考)を通して、人間は知を形成することができる」
――ジョン・デューイ

今日のひとこと:
経験に向き合い、そこから学ぶ力を持つ人こそ、確かな知を築いていける――デューイはそんな人間像を描いていました。
ただ経験するだけではなく、立ち止まり、振り返り、次に活かす。
それを積み重ねることで、人は成長していく。
案外、シンプルなことなのかもしれません。

8/1:計画のない目標は、ただの願い事にすぎない

「計画のない目標は、ただの願い事にすぎない」
――サン=テグジュペリ(『星の王子さま』の著者)

今日のひとこと:
目標は、計画を立ててこそ現実に近づいていく。
ただ思っているだけでは、叶わない。
だからこそ、書き出してみよう。動き出そう。
願いを、行動に変えていく8月にしたい。

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みずさゆ産業カウンセラー | 社会保険労務士
人と組織の可能性は、「気質」への理解からひらかれる。経営やマネジメントにおいて、最も難しく、同時に最も影響力のあるテーマは「人」です。 数字や戦略だけでは動かない組織において、リーダーのあり方こそが、周囲を動かす原動力となります。EnneaLabでは、「9タイプの気質理解(エニアグラム)」を軸に、リーダー自身の自己理解と、組織における人の活かし方を支援しています。